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低用量ピルの飲み方は?飲み始めはいつから?

低用量ピルの飲み方は「毎日決まった時間に飲む」ことです。
低用量ピルの働きは、体内の女性ホルモンの濃度を一定にし、服用していない時のような変化を起こさせないようにすることです。
これにより身体が「妊娠している状態だ」と判断することになり、排卵が起こらないようになるのです。
低用量ピルの飲み方は「生理の初日」からスタートさせることです。
生理の初日というとよくわからない人もいるかもしれませんが「生理が始まったタイミングから24時間以内」を初日だと考えると良いでしょう。

例えば、夜の9時に生理になった場合、日付が変わらない3時間のうちに飲み始めなければいけないというわけではなく、翌日の午後9時までに飲み始めれば問題はありません。
しかし、全ての人がいきなり「生理だ」とわかるような出血があるわけではなく、おりもののような色の薄い状態から生理が始まる人もいます。
そのような場合には生理だとわかる出血のタイミングからピルを服用するようにしましょう。
この場合には避妊効果がすぐに現れるわけではありませんので、2週間はピル以外の避妊方法を行うようにしましょう。

また、ピルには21錠タイプと28錠タイプがあります。
これはどちらを飲んでも問題はありません。
21錠タイプと、28錠タイプの21錠目までは全く同じ内容です。

28錠タイプの22錠目~28錠目までは偽薬となっていて、ピルと同じような形状をしていながらその内容は女性ホルモンに影響を及ぼさない成分となっています。
偽薬が入っている理由は「毎日同じ時間にピルを飲む」という習慣を乱さないためです。

通常、21錠タイプを服用していると、7日間の休薬期間というものがあります。
休薬期間はピルを服用しないことで体内の女性ホルモンの濃度を大きく下げ、生理を引き起こすために必要なものですが、28錠タイプには休薬期間がなく、その代わりに休薬期間同様に体内の女性ホルモンの濃度を下げる偽薬が入っているのです。
ピルは毎日服用し、体内の女性ホルモンの濃度を一定にしておくことで避妊効果をもたらすものですから、毎日忘れずに飲むという習慣を持ち続けるための偽薬だといえます。
1シート目を飲み切ったら、28錠タイプの場合は翌日(29日目)から2シート目を飲み始めます。
21錠タイプの場合には21錠飲み終えた後に7日間の休薬期間を置き、1シート目の1錠目から数えて29日目のタイミングになったら、2シート目を飲み始める、という飲み方になります。

飲み忘れた時の対処法は

ピルは毎日きちんと飲み続けることで避妊効果をもたらすものですが、何らかの理由で飲み忘れが起こることもあります。
そんな時も、ある程度の期間ならば避妊効果を継続させることもできます。

本来飲むタイミングから24時間以内に飲み忘れに気づいたら、そのタイミングでピルを飲みます。
例えば毎日午前7時に飲むようにしていたのに、午後12時に飲み忘れに気づいたという場合、気づいたタイミングで飲むようにし、翌日は通常通り午前7時に飲みます。
前日分を飲むのを忘れていたという場合には、2錠飲むようにします。

24時間以上飲み忘れた場合には、その時点でそのシートのピルを飲むのを中止します。
そして消退出血が起こったタイミングで新しいシートを飲み始めるようにしましょう。

飲み忘れが24時間以上になってしまった場合、避妊効果は期待できなくなりますので別の避妊方法を行うようにします。

ただし、これらの対処法は21錠タイプのものや28錠タイプの21錠目までの飲み忘れの対処法です。
飲み忘れたのが28錠タイプの最後の7日分の偽薬の場合、服用を忘れても避妊効果や体内の女性ホルモンへ及ぼす影響はありませんので、飲み忘れた日にちの分は廃棄してしまっても構いません。
きちんと28日周期で飲み続けることが大切です。